銚子電鉄の架線はとてもシンプル。吊架線を設けずパンタグラフと接して電力を供給をするトロリ線を直接吊した直吊架線方式が採用されている。路面電車などで見られる形態で、シンプルさ故に最高速度は50km/hに制限されるが架線建設のコストダウンが図れることから国鉄末期には現在のJR東日本の越後線、弥彦線、JR西日本の和歌山線、境線のそれぞれ一部の電化区間やJR四国土讃線へも導入されている。
今回の作品はそのトロリ線を狙ったもので、シンプルながらも直流600Vを供給している逞しさを表現したものだ。知れば楽しみなり。ローカル線の面白みは施設にもある。
夏の本銚子駅にて。 (カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム フォルティア) |
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