2017年7月28日金曜日

青&黄色の東西線

 東京メトロ 東西線のラインカラーは「スカイブルー」、一説によるとタバコの「ハイライト」の色が車体帯のベースになっているという。その経緯が理由かは不明だが、国鉄から東西線への乗り入れ車両(301系、103系)のラインカラーはスカイブルーではなく中央緩行・総武線と同じ黄色だった。黄色の起用は走行区間が津田沼~三鷹と中央緩行・総武線と重なったことによるが、利用客にとっては「帯の色」より「銀色の電車が東西線」の方がインパクトが強かったようだ。
 ところが、1989年に中央緩行・総武線の一部に205系電車が投入されたことでこのバランスが一変する。JR線を行く黄色い帯の「銀色の電車」を東西線と誤乗するトラブルが発生したためで、これを契機に「JR東日本」は東西線への乗り入れ車両のラインカラーをスカイブルーに変更した。今回は、その背景からまもなくスカイブルーに変更される時期の作品だ。
JR301系と東京メトロ5000系。共に東西線全通時から活躍した。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RFP)

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