2016年8月23日火曜日

カウボーイとあそBOY

 1988~2005年まで豊肥本線で運転されていた「SLあそBOY」。ウエスタン調に改装された50系客車に合わせて乗務員のコスチュームがカウボーイ風だったことが思い出される。今の豪華観光列車の派手さと異なり、「手堅い装飾」には民営化直後の初々しさを感じたものだ。
 今年度の株式上場を控えたJR九州、利益の大半が鉄道以外の関連事業というビジネスモデルは他のJR各社とは異なるものだ。各線で運行されている観光列車は好評だが、不採算路線を多く抱える構造は民営化直後より変わらない。 この写真を撮影した宮地駅から熊本を目指す列車は、先の地震の影響で運休したままだ。震災復興と公共交通の有り方にどう取り組むんでいくか今後のJR九州には注目したいところだ。
入れ替え作業中の「あそBOY」、ハチロクは化粧煙突の頃。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)

  

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