2016年8月17日水曜日

客車の「踊り子」号

 東京と伊豆半島を結ぶ特急「踊り子」号は、平日と土日で旅客需要の変動が大きい、バリエーションの多い列車として知られている。近年は「スーパービュー踊り子」や、「リゾート踊り子」「マリンエクスプレス踊り子」といった「冠」がついた列車の他、「踊り子」でも上野東京ラインの開業により土日には我孫子、大宮といった関東近郊からの発着列車が誕生するなど運転区間が拡大している。
 国鉄時代には、客車での臨時「踊り子」号も運転されたことがあり、波動用14系座席車の他に「お座敷踊り子」「サロンエクスプレス踊り子」といったジョイフルトレイン使用列車もあった。
 当時、あまり話題にならなかったが、東京発昼行客車特急は「リバイバル列車」を除くと「つばめ」「はと」以来の出来事で、新調されたヘッドマークも誇らしげに伊豆を目指したものだった。そんなエピソードを加えながら、今回は晩年の14系「踊り子」と2000年イベントで再現された「14系踊り子」をアップしてみた。
一見、団体列車風だがヘッドマークがつくと貫禄十分。機関車はブルトレ用のEF65PF。

このイベント列車が14系客車最後の「踊り子」となった。
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