2016年8月18日木曜日

高速機関車「RED BEAR」

 「RED BEAR(レッドベア)」の愛称で親しまれているJR貨物のDF200形は、最高速度110km/hで走行可能なディーゼル機関車。 メカ的には誘導電動機を6機装備し、ディーゼルエンジンで発電した電力によってVVVFインバータ制御される「電気仕掛け」の機関車で、高速化した札幌圏での貨物列車のダイヤ維持に大きな実績を残している。ファンからはその重厚なスタイルから旅客列車、特にブルートレイン牽引を期待されたが、定期列車ではかなわずJR九州「ななつ星」、復活「カシオペア」で実現したのは記憶に新しいところ。最近の話題としては1両がJR貨物 愛知機関区へ転属となったことで、活躍の場が本州内にも広がりつつある。 この「BEAR」の今後の動向には注目したいところだ。

1992年から123両が製造された「DF200」。1994年鉄道友の会ローレル賞授賞車両でもある。
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