2016年5月2日月曜日

52の因縁を乗り越えたキハ52

 5月2日にちなんで、今回は「いすみ鉄道 キハ52」をとりあげてみたい。この車両は、動態で現存する最後の国鉄キハ52であることは有名だが、なぜか他の「52」を付与された蒸気機関車(C52)、電気機関車(EF52)、電車(モハ52形)が6、7両のロットにとどまった中で、この気動車は前期型(0番台)、後期型(100番台)合わせて112両の大所帯となったことは特筆されること。
 いすみ鉄道に在籍する125号は後期型に属し、1966年に製造されたロットの一両。系列的には一般型気動車キハ20形の2基エンジン装備タイプで車体は従来車より1.3m長くなり21.3mになったことが特徴。2基エンジン付両運転台車であることから、国鉄時代は山岳線を中心に運行されていた。いすみ鉄道では片運転台キハ28とコンビを組んで土日を中心に運行されているが、少なからず痛みは進んでいることから乗車体験は早めの方がよさそうだ。   

いすみ鉄道入線前は、非電化区間のJR大糸線で活躍していた。 
現在はツートンカラーではなく「タラコ」と称される「首都圏色」になっている。
(カメラ CANON EOS7D)
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