輸送力重視の新幹線の中で「ジョイフルトレイン」的な観光列車が山形新幹線の「とれいゆ」と上越新幹線の「現美新幹線」。共に元「こまち」用のE3系を改造したもので車番が在来線の例に倣って700番台に改められている。今回の「とれいゆ」は土日祝日に福島~新庄を「とれいゆつばさ」として一往復運行されており、アピールポイントは足湯を車内で楽しむことができること。編成は11~16号車の6両で「足湯」は16号車、15号車にバーカウンター併設の「湯上りラウンジ」、12~14号車は「お座敷指定席」、そして11号車が元グリーン車を転用した普通指定席となっている。ちなみに足湯を含めた「とれいゆ」の「おもてなし」を楽しむには「びゅう」旅行商品の現地発着プラン、日帰りプランが良いとのこと。急ぐ事なく山形新幹線(奥羽本線)の車窓を楽しむなら、福島乗換えの「とれいゆ」の旅も悪くなさそうだ。
派手な「つばさ」と異なり落ち着いたカラーリングが特徴。 |
左の格子状の一画が足湯。 |
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