アプト時代の碓氷線を偲ばせる遺構のひとつに旧丸山変電所がある。現在は碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財の指定を受けて改修されているが、アプト式が廃止されてからも長らく放置されていたのは解体するメリットがなかったことから。
その変電所前にコスモス畑が出現したのは廃線が現実味を帯びて来た頃。当時碓氷線をテーマに作品を撮られていたファンの手によるものだ。今回の作品は廃線後のコスモス畑だが、いまだに手入れがなされていたことに感銘を受けたことが思い出される。何に響いたのか。それが大事なこと。
「アプトの道」が整備された現在もハイカーの目を楽しませてくれるコスモス。 |
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