ニューブルートレインと称された14系寝台車は客車初の寝台幅70cmを採用した分散電源方式の寝台車として昭和45、46年に製造、12系客車をベースとした車体は多車種に及んだ20系客車と異なり車種を4種類に限定、緩急車スハネフ14形では妻部の形状を12系と同一とするなどコストダウンが図られている。運用に際しては分散電源方式のメリットを活かした分割併合列車を主に充当され、ブルトレブームの中では東京発長崎・佐世保行1、2列車「さくら」、熊本・長崎行5、6列車「みずほ」が圧巻だった。その14系最後の特急運用は分割併合列車の「富士・はやぶさ」。40年余り九州ブルトレに従事した14系の長所を活かした運用だった。#ブルトレ少年
サービス用電源装置を艤装したスハネフ14形。車体形状は後の24系、24系25形0番台まで継承された。 |
ベースとなった12系客車。 |
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