2019年8月21日水曜日

国鉄最後の新製機関車 

 国鉄最後の新製機関車EF641053号機は昭和57年10月に落成、同年11月には東北上越新幹線開業、59年には貨物輸送システムの変更、63年の民営化といくつもの大きな荒波を乗り越えて現在もJR東日本 高崎車両センターに健在だ。白眉の運用は上越線を経由した寝台特急の牽引で「出羽」「北陸」「鳥海」「あけぼの」の先頭に立っている。今回の「北陸」は金沢からの寝台特急。金沢からの夜行列車の設定は、このエリアが北陸新幹線開業前は「近いようで遠い」ことを示すもの。外観は一般色ながらヘッドマークを掲げて往来するEF64は「特急牽引機」の誇りに満ちていた。
早朝着の「北陸」は陽の高い時期でなければ撮りずらい列車だった。
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