1988年C623の復活運転に際して誕生した客車がカフェカー スハシ44形。普通車から改造車ながらも内装はリメイクされ、車内では運行スポンサーの一社でもあったUCC上島珈琲による珈琲販売がなされていた。振り返ってみると片道2時間程の「C62ニセコ号」で、気分転換ができるカフェの存在は優れた旅客サービスだったように思う。今回の作品はUCCによる販売終了後物販スペースになった晩年の模様だが、落ち着いた車内には好感を持てたものだ。現在各地でスイーツやグルメをテーマにした観光列車が誕生している中で、その元祖的存在のカフェカーは現在も「冬の湿原号」用に健在だが活躍の機会が減っているのは残念だ。
サービスカウンターからの車内光景、ボックス席にはテーブルも設置されていた。 (カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP) |
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