2017年5月20日土曜日

朝陽が昇るとき。

 夜行列車の朝は「気だるさ」で迎える。狭い座席で一晩寝苦しい夜を過ごす中、車窓が薄ら明るくなってくると頭が覚醒していく経験は夜行移動でなければ得られない経験だ。
 今回の作品は、門司駅で撮影したスナップで時間は5:53をさしている。時期は夏至から1ヶ月程経った頃だったが、心なしか窓が霞んでみえるのは蒸し暑い外気と冷房の効いた車内との温度差によるもの。夜行移動の翌日は「長い一日」になるが、それをより実感できるのは朝陽が早く昇る夏場が良いようだ。
このホーム、次の列車は「さくら」号。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RDPⅡ)
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