2017年3月14日火曜日

都電から消える「吊り掛けモーター」

 長年、都電の顔として活躍した7000形が3月をもって営業終了するという。新造車体への更新等はなされているが、元々は1955~56年に製造された古豪。その中でもツーマン時代の塗装に復刻されている7001号車は、旧車番7055号時代から「荒川電車営業所」一筋という珍しい存在だ。荒川線では2016年から7000形の車体を再利用している新古車7700形が登場しているので、お客さんからは「7000形営業終了」といわれてもピンとはこないだろうが「荒川線」の歴史に一つの区切りが訪れた事は間違いないだろう。沿線で豪快な吊り掛けモーターの音が聞けるのもあとわずかだ。
老雄は「騒がしく」去る。それも良いものだ。
(カメラ EOS7D)


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