1987年4月1日、国鉄民営化を前にした国電に装着された国鉄「さようなら」のヘッドマーク。この当時の雰囲気として「国鉄」という大組織がなくなることより「民間会社」として再出発することへの高揚感、歓迎ムードへ誘導していった広告宣伝効果は大したものだった。民営化してまもなく30年、明暗分かれた状況になっているJR各社だがストロングポイントとして評価できるのは車両や駅施設がきれい、かつ充実していく中で運賃が消費税による改定を除いて「据え置かれている」事実だろう。鉄道事業が目に見えない企業努力の積み重ねによって維持されている中で、今後は民間企業と公共交通という双方のバランスを維持しつつ「経営」することが課題になっていく。今回は民営化を前に、「さようなら国鉄」の広告塔となった国電をアップしてみた。
私、尾澤尋史が撮影した「画像創作人『鉄道写真』」を徒然なるままに撮影地・撮影ポイントのエピソードや使用したカメラの情報等も織り交ぜながら、こぴっとブログにアップしています。 ↓ 閲覧件数が多いブログです。(PCで御覧下さい。)
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