2017年3月23日木曜日

ひっそり目立たずに。

 日経新聞の記事によるとJR旅客各社の駅数に対する無人駅数は、率でいうと東日本でも42%、その他の会社では軒並み50%を超えているという。駅員がいる駅が日常な都市部と異なりローカル線では無人駅が日常、その中でも「秘境駅」と称される人里から離れた場所にある駅が秘かなブームになっている。
 千葉県内で「秘境駅」として知られている駅は、いすみ鉄道の「三育体育大学 久我原」駅。立地的には近くの国道から200m程なので決して「秘境」ではないが、駅が山間の奥まったところにあるため下車してみると「何もない」感を満喫できる。今回の作品は「秘境駅らしさ」を表現するため、ひっそりと咲く菜の花をメインに背景には「ローカル線カラー」の車両を配している。次の列車が来るまでの「空白の時間」、その雰囲気が伝わるだろうか。
夏場は秘境度が高まる「久我原駅」。

駅全景、花壇は2キロ離れている三育体育大学の学生によるものという。

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