2017年3月25日土曜日

関空特急「はるか」

 関西国際空港の開港にあわせて誕生した特急「はるか」、京都と関西空港を結ぶ空港列車として南海の「ラピート」共々、関空へのアクセスとして定着している。運行当初から29往復が設定され、新大阪~京都間では北陸特急に引けをとらない存在感を示したが空港特急らしさは「京都シティエアターミナル」と連携した関西空港チェックインサービスに象徴され「はるか」にはチェックイン客専用の荷物室が備えられた。
 2001年の米国における同時多発テロ以後、米国では空港以外での手荷物検査は認めないことに伴い京都でのチェックインサービスが廃止されたことで自慢の荷物室も使われなくなった「はるか」だが、誕生して20年以上経過した現在も一日30往復運行されている。後継車の噂もないことから「関空特急」の座は磐石のようだ。
登場間もない頃の「はるか」、白い車体にJR西日本カラーが新鮮だった。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクロ-ム RVP)

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