2017年3月31日金曜日

ファンこそがサポーター。

 お召列車を見送るファン、今回の作品は「失敗したくない」撮影の緊張感が解けていく中での自然な行動をスナップしたもの。厳重な警備がなされていた昭和のお召し列車に比べ、今は「昭和の厳重さ」ではなくなっている。その背景には年齢に関係なく分別をわきまえた「ファン」の増加がある。少なくともファンは「フーリガン」ではなく「サポーター」として認識されているようだ。
 物議を醸している鉄道撮影のマナー、一部の心無い人の行為が報道される一方でファンの「フェアプレー」は伝わる事はない。逆に言えば目に余る行為をするファンは少ないということだ。今後の課題は、抽象的な「マナー」というカテゴリーをどう具体化していくかということだろう。無知からは何も生まれないが、知ることから気づかせることはできる。安全第一、これが「気づいてもらう」第一歩だ。
「昭和のお召列車」が平成を走る。JR東日本30年の歴史でも大きな出来事だった。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)
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