2015年12月2日水曜日

鉄道ファン的な写真

撮り手の意識によって作風は変わる。それを気づかせるアドバイスはありがたいこと。
(カメラ CANON NewF-1,フィルム フジクローム RHP) 
学生時代、この写真を見ての第一声で「鉄道ファン的な写真」と評されたことがあった。 「鉄道ファン」とは交友社から発刊されている月刊「鉄道ファン」誌のこと。言わんとするところは「『鉄道ファン』誌でよく見るアングル」ということだ。 この時、気づかされたのは愛読誌の影響は大きいということで、知らず知らすのうちに愛読誌に掲載されている写真が「自分の基準」になってしまっていることだった。そこには「〇〇的な写真」は撮れるが、個性的な視点は見えなくなっているとも。  
成長の過程では参考にすべき「お手本」や「真似」は大事、だがある時期をすぎると趣味といえども「面白く」なくなるもの。これ以後は、上手下手関係なく「オリジナル」を問うようになり今日に至っている。

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