2015年12月7日月曜日

閉ざされた撮影ポイント

 磐越西線、荻野駅近くの利田(かがた)踏切は、「徒歩で行ける、安全な」好撮影ポイントとして知られている。 だが、今回クリスマストレイン撮影のためにロケハンしていると、この踏切近く一帯にパイロンとテープが貼られていることに気がついた。 その時は気にはしなかったが、聞くところによると、これらは「撮りテツ」対策で仕切られた中へは立入禁止エリアということだそう。 こういう事態に至った背景にはこの踏切付近を救急車両が通る際、撮りテツの「路上駐車」車両が通行の妨げになったということがあるようだ。 ここまで来るとマナー云々の範疇ではなく、撮りテツは「社会生活に馴染めない」人種と認知されかねない。他の撮影場所でも「私有地立入禁止」の警告板を散見するようになったことは寂しい限り。 自分達で自らの首を絞めるような行動は慎むことと合わせ、行き過ぎた行為には互いに注意することが必要だろう。
利田踏切からの名シーンは、暫く封印されてしまった。
(カメラ CANON  NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
 
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