2015年12月17日木曜日

ひかりが走る

 往年の0系新幹線は全電動車方式、2両でユニットを組んでいるため16両編成では8台のパンタグラフがついていた。 騒音の要因の一つにこのパンタグラフから発生する走行音があったが、国鉄時代に採用されていたBTき電方式のブースターセクションを通過する際、スパークしながら走行する姿は「見世物」としては面白く、特に暗闇の中の光跡は圧巻でもあった。今は多種多彩な新幹線だが、当時は0系のみ。趣味的には面白さに欠ける中、新幹線写真にこの「光跡」を活かした作品が散見されたのも素直に「きれい・・・」があったようだ。 ちなみに現在の新幹線では、き電方式の変更によりパンタグラフは2台にまで減っている。
二つの光跡。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RDP)



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