2015年9月30日水曜日

函館へ3時間50分の旅。

 函館へ3時間50分・・・は、北海道新幹線ではなく、かつての青函連絡船「片道」の所要時間。 飛行機で東京から札幌、往復の時間を差し引いてもお釣りが来るという船旅だった。晩年、本州と北海道への旅客の流れが飛行機にシフトしていた中でも、鉄道航路としての役目は大きく、多くの物資を積んだ「貨車」が日夜、津軽海峡を渡っていた。 青函トンネルの開通によって、レールで日本国内が一本化したことにより、貨物輸送が航路から鉄道へ移行したのは、自然な姿で天候に左右されることなく、なおかつ大幅な時間短縮がなされた大きな改善だった。
 「連絡船」は演歌の歌詞に残るだけになったが、これからは新幹線の時代になる。 PRによると新函館北斗駅まで最速4時間10分で結ばれるという。もちろん始発は東京で青森ではない。在りし日の青函連絡船ある光景をまとめてみた。 
上野発の夜行列車を降りて向かう連絡船へのアプローチ。

桟橋からみる「羊蹄丸」

カーペット席。


一般席。


出港待ち、既に貨車の積み込みは終わっている。


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