2015年3月31日火曜日

桜の栞(最終)

コンパクトデジタルカメラでも十分撮れることは嬉しいこと。フットワーク良く、すぐに取り出せるよう鞄に忍ばせておきたい。
(カメラ RICOH GRデジタルⅡ)
 最終章は、東海道新幹線。須津の有名な撮影ポイント近くの小川沿いの桜だが、富士山、新幹線という「役者」が揃うと不思議と存在感が出てくるものだ。 
 季節は春本番、まずは近隣へ目を向けてみてはどうだろう。いままでと異なった視点で見てみると魅力的な発見ができるかもしれない。 「桜の栞」は、その一つにすぎない。
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2015年3月30日月曜日

我孫子発伊豆急下田行き



国鉄特急、ここにあり。(カメラ CANON EOS7D)
 上野東京ラインの開通により、3月21日から運転が始まった「踊り子161,162号」。常磐線の我孫子から上野、東京を経由して伊豆急下田まで行く臨時特急だが、2日間だけ東海道線仕様の10両で運転されるという情報から撮影に行ってみた。テーマは「10両、斜めライン、ヘッドマーク」がわかること、そして常磐線らしい特徴的な背景を入れること。
 ところが我孫子→上野間には「撮り鉄」好きの撮影地はあるが、「常磐線らしい」背景が乏しかったのでロケハンの結果、柏市役所近くの国道陸橋から金網越しにチャペルを入れる構図を選んでみた。レンズからフードを外し網目にピッタリ着け、これで待つこと十数分。10:50、柏の街に向かって湘南の「踊り子」がファインダーに飛び込んできた。  

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2015年3月29日日曜日

桜の栞(14)

菜の花が豊かだったので、春らしい構図を作ってみた。
(カメラ CANON EOS-1VHS、フィルム フジクローム RVP)
第十四章は、中央線 東中野。桜と菜の花の名所として国鉄時代から有名だが、架線柱の更新で「写真を撮る」には不向きになってきているのが残念。とわいえ満開時には足を運んでみたくなるポイントでもある。人気は「スーパーあずさ」。車両更新が囁かれているので記録を残すのはお早めに。
架線柱が更新された近年の姿。撮影場所が限られてきている。





2015年3月28日土曜日

桜の栞(13)

今では古豪となった元都市基盤整備公団線2000系も健在。(カメラ CANON EOS7D)
第十三章は北総鉄道 白井。千葉ニュータウン誕生時に植樹された桜並木が車窓を楽しませてくれる。成田空港特急「スカイライナー」が白眉だが、相互乗り入れしている各社の電車を見てみるのも面白い。
相互乗り入れ車両が往来する北総線。
 

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2015年3月27日金曜日

桜の栞(12)



日暮れ前でも魅力的な飯給駅だが、陽が落ちてからがSHOW TIME。(カメラ CANON EOS7D)
 第十二章は小湊鉄道 飯給(いたぶ)駅。地元の応援団の方々が整備された演出を楽しみたい名所。田圃には水が入り、陽が落ちると樹はライトアップされ神秘的な景色となる。大勢のカメラマンが三脚を並べて陽が暮れる時間を待つのだが、列車は1時間あたり上下1本づつ。帰りの列車の時間だけは調べておきたい。 
飯給駅名物のトイレ。女性用です。
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2015年3月26日木曜日

桜の栞(11)




日中は1両が多いので車両の扱いには注意したい。(カメラ CANON EOS7D)
 第十一章は、いすみ鉄道 東総元。桜並木を抜けるムーミン列車は菜の花カラー。道路沿いからも撮影できるので、桜の時期は俄かカメラマンも多い。

東総元駅の窓にも「桜」。
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2015年3月25日水曜日

桜の栞(10)



全長5.7キロの流鉄流山線、都市部のローカル線散策には手頃な距離。
(カメラ CANON EOS7D)
 第十章は流鉄流山線、馬橋。 新坂川沿いの桜並木を元西武鉄道「新101系」が走り、車内からは桜のベールを感じることができるだろう。電車の色は5色、桜に似合う色を探したいものだ。
電車には愛称が付けられており、左から「若葉」「なの花」「あかぎ」。他に「流星」「流馬」がある。
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2015年3月24日火曜日

桜の栞(9)

西瓜(スイカ)カラーのディーゼルカーが春に似合う。
(カメラ CANON EOS-1N RS、フィルム フジクローム RVP)
第九章は真岡鉄道 北真岡。 桜と菜の花が織り成す芳賀路の春を行くSL列車やディーゼルカーを写し撮ることができる。 近くには真岡観光リス村もあるので、家族連れで訪れる人も多い。 
真岡鉄道でのSL運転は毎週末。開花状況を真岡市のHPで確認しておきたい。





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2015年3月23日月曜日

桜の栞(8)



 
王子「北とぴあ」の17階、展望スペースからは飛鳥山公園と新幹線が撮影できる。(カメラ CANON EOS7D)
 
 第八章は飛鳥山公園。ここでは地上と空中からアプローチしたい。「地上」では都電の飛鳥山停留所付近から桜と都電を入れての撮影が定番。「空中」からは、王子駅側にある北とぴあの展望スペースから見下ろす構図がお勧めだが公共スペースではマナーが大事、長居は無用。地上に降りての「花見」が粋というもの。

ただ電車と桜を入れるだけでは構図が単調になる。ここでは横断する人を入れてみた。(カメラ CANON EOS7D)





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2015年3月22日日曜日

桜の栞(7)



川沿いの道を歩くと思いがけない構図を発見することもある。カメラのライブビュー機能を使って撮影。
(カメラ CANON EOS7D)
 第七章は都電荒川線 面影橋。神田川の桜並木が魅力なポイントだが、都電を入れる構図には工夫してみたい。ライブビューが出来るデジタルカメラなら自由度が高まる。 面影橋は、満開の飯田橋から早稲田経由で散策したいもの。  
都電と桜をどう絡めるか、安全第一で撮影したい。あと民家の敷地に入らないこと。
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2015年3月21日土曜日

桜の栞(6)



開店前の「CANAL CAFE」のテラスにも風情あり。コンパクトデジタルカメラでスナップしている。
(カメラ RICOH GR-DⅡ)
 第六章はJR中央線 飯田橋。市ヶ谷までのお堀端は都心部のオアシス。 毎年、この場所の開花から、関東近郊以北の桜撮影をスタートさせている。何といっても列車本数が多いので、如何様にも構図を創れるのは魅力。カメラは三脚固定せず、手持ちでフットワーク良く動きたい。

線路脇に植えられている樹を「あずさ」のピンク色を活かす脇役に配してみた。
(カメラ CANON EOS7D)
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2015年3月20日金曜日

桜の栞(5)



鳩ノ巣駅を見渡せる道路の歩行階段から撮影。オレンジ色の電車は今はステンレス電車に代わっている。
(カメラ CANON EOS-1N RS、フイルム フジクローム RVP)
 第五章は、JR青梅線 鳩ノ巣。奥多摩まで来ると景色は自然あふれたローカル色になる。ここの桜も都心部より7日程遅れてピークを迎えるエリア。桜撮影ではどこへ行こうか悩む季節でもある。
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2015年3月19日木曜日

桜の栞(4)



第二の車生をおくる元近鉄16000系電車。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
 第四章は大井川鉄道 家山。 道路沿いの桜並木と大井川鉄道の列車を絡めることができる。走る電車は元近鉄特急。落ち着いた色彩は風景に優しい。

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2015年3月18日水曜日

桜の栞(3)



雄大な景色には長い編成の列車が似合うが、貨物列車以外は短い編成なのが残念。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
 桜の栞 第三章は宮城 船岡城址公園。 白石川沿いの桜並木と東北本線を絡めることができる。この時期、早朝に通過する寝台特急「カシオペア」、「北斗星」と満開の桜を絡める写真が話題になるが、満開のピークは4月15日前後の数日間なので開花状況は観光協会でチェックしておきたい。
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2015年3月17日火曜日

桜の栞(2)

D51牽引の「ばんえつ物語」は珍しい。葉桜もまた良し。
(カメラ CANON EOS-1V HS、フィルム フジクローム RVP)
桜の栞、第二章は磐越西線 上野尻。 風景写真の第一人者の竹内敏信さん曰く、桜の名木がある場所は「学校、墓地、発電所」だそうだが、ここ上野尻にも発電所がある。地元の方々の花見ポイントで例年4月20日前後が見頃となるが、寒い春では桜はGW前半までもっていてくれた。東北の春は短いが美しい。
東北電力 上野尻発電所。ここは水力発電。

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2015年3月16日月曜日

桜の栞(1)



この撮影ポイントは岩の上。今は入れなくなっている。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
 関東では3月下旬にソメイヨシノが開花するとのこと。いよいよ桜の季節がやって来る。桜を絡めた写真を数回に渡って紹介していきたい。 まずは秩父鉄道 上長瀞を行くパレオエクスプレスC58。テーマは「桜街道を行くSL」。上長瀞の満開の目安は「都心部より7日程後」が良いようだ。撮影ポイントは数箇所あるので、SLの他貨物列車も走る土曜日の訪問をお勧めしたい。 

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2015年3月15日日曜日

伊豆に似合う緑のストライプ。



伊豆多賀を行く踊り子号。緑のストライプは伊豆の自然を象徴したものだとか。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
1981年「踊り子」号に登場した185系電車は、白い車体に斜めのストライプ塗装と合わせ、東京と下田、修善寺間の特急と間合いに普通電車にも充当されるという私鉄の有料特急のようなコンセプトが国鉄では異色の存在だった。さらに速さを追求することもない近距離特急が運用の中心であったためか、近年まで全車健在であったことも特筆される。誕生以来30年を越え一部の車両は波動用に転用されたが、グリーン車連結の編成は伊豆方面の「特急」に使用中。「国鉄特急」の本州最後の砦になりそうである。

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2015年3月14日土曜日

輝き、はばたく青い新幹線。



開業後、「かがやき」「はくたか」は金沢、「あさま」は長野、「つるぎ」は富山~金沢を結ぶ。
 3月14日、北陸新幹線がいよいよ金沢まで延伸開業する。整備新幹線計画では東北新幹線に次ぐ大幹線になるが、金沢~大阪間はこれからの話になる。計画当初は東海道新幹線のバイパスという意図もあったが、バイパスとしてはJR東海はリニアへ大きく舵をきっているので、当面は関東~北陸の連絡に留まるが、輸送力重視の東海道新幹線とはコンセプトが異なる3クラス制の車内は、北陸の旅を楽しくさせてくれるだろう。だが、北陸新幹線が長野、金沢と延伸すると同時に並行在来線はJRから離され経営が不安定な「第三セクター」鉄道となることも見逃せない現実。新幹線の成功は、両者が共存できるかによるところが大きい。 とはいえ、白鷹が浅間、剣を閃光の如く飛び抜けて行く、新しい動脈の前途に幸あれと願うのみである。 
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2015年3月13日金曜日

栄光の「1」列車はどこへ。



下り「1列車」のペアが上り「2列車」、「北斗星」が最後となりそうだ。
(カメラ CANON EOS7D)
 「1」という称号を尊重する人は少なくない。列車番号にも電車は1M、気動車は1D、そして客車列車には1列車が存在する。ところが3月14日のダイヤ改正で列車番号「1」を名乗る「北斗星」が臨時に格下げになることで「1列車」は実質消滅することになった。 上野口での「1」を名乗る列車の使命は北海道連絡。東北新幹線開業前は、1M「はつかり」~1便(青函連絡船)~1D「おおぞら」と「1」のラインで繋がっていた。長距離の鉄道移動が新幹線に代わった昨今、「1」を名乗る列車はどこへいくのだろうか。

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2015年3月12日木曜日

日本海縦貫線の電気機関車



日本海縦貫線を走破した「日本海」。機関車は大阪~青森までのロングラン。
(カメラ CANON EOS7D)
 3月14日のダイヤ改正で「トワイライトエクスプレス」が廃止される。話題はプレミアチケット争奪戦や「車中二泊」などがマスコミによって報道されているが、このブログでは見方を変えて大阪~青森を牽引しているEF81型電気機関車に注目してみたい。 日本海縦貫線と称される(東海道、湖西)北陸、信越、白新、羽越、奥羽の各線は、電化の経過から直流区間と50ヘルツ60ヘルツの交流区間が存在する。EF81は50、60ヘルツ区間対応の交直流電気機関車として国鉄末期から大阪~青森のロングラン運用がなされてきたが、「日本海」「白鳥」といった日本海沿線を走り抜ける旅客列車が消え、最後の砦だった「トワイライトエクスプレス」が廃止されることで実質、EF81のロングラン運用も終了する。北陸新幹線の陰で在来線が第三セクターに転換されることもあり、50、60ヘルツ区間を走破する列車の登場は期待薄である。  

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2015年3月11日水曜日

震災一年後の釜石。



2012年のSL運行は花巻~釜石を2日で往復する。この行程はC58「SL銀河」になってからも継承されている。
(カメラ CANON EOS7D)
釜石線にD51によるSL銀河ドリーム号運行が行われたのは2012年6月が最後。8年間のブランクを経てSL運行が復活したのは、東日本大震災復興の一環だった。震災直後の訪問は叶わなかったが、一年後この列車運行に合わせての釜石行き。わずかな時間ではあったが市内を散策すると、まだ津波の傷跡が散見され考えさせられることが多かった。被災地は三陸だけではないが、今出来ることは何かの現実を突きつけられた感じがしたものだ。
不通の山田線は、2015年2月に復旧の上、三陸鉄道と一体運営をする方針が発表されている。
釜石駅に三陸鉄道が帰ってきたのは2014年。

真新しい道路信号が目に付いたが、町の再建は進んでいるのだろうか。
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2015年3月10日火曜日

鋼製車両の宿命。




この車両と同じ車体断面を持つ房総の255系電車は大丈夫だろうか。
 この写真は2005年に鎌倉総合車両センターで撮影した先代の成田エクスプレス253系電車。全般検査中であったが、赤と黒の塗装の下には錆びた外板。鋼製車両は錆との戦いでもあるが、これをみて痛々しさを感じたのは私だけではなかったはずだ。これらの車両は、工場できっちりとしたリペアをして営業線区へ戻っていくが、人が乗る車両は安全第一。取り替えられていく老朽車両を「もったいない」というのは簡単だが、ボロボロの車両を走らせてのリスクを考えると車両の見方、あり方も変わっていく。

成田エクスプレスの華やかな活躍の陰には、きっちりとしたメンテ体制が欠かせない。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム コダクロームPKR)
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2015年3月9日月曜日

食堂からグランシャリオへ。



特急白山に食材を搬入中。昭和59年当時、昼行特急の食堂車営業は珍しくなっていた。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RFP)
この二枚の写真は同じ車両を撮影したもの。
金沢行特急「白山」等に使用された電車食堂車が、昭和63年に客車へ改造されてから27年間、北斗星「グランシャリオ」として最後の活躍をしている。御役御免となった電車食堂車の多くが廃車、解体の道を辿った中で「北斗星」と「トワイライトエクスプレス」に転用された車両は、装いを変えながら存続してきた恵まれた存在。車両の運命とはわからないものだ。
客車になって27年余り、豪華寝台列車の華となった近年の姿。(カメラ CANON EOS7D)



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2015年3月8日日曜日

いすみ鉄道のレールバス



菜の花をイメージした塗装が、いすみ鉄道。(カメラ CANON EOS7D)
 国鉄から第三セクターへ転換された当初に導入されたレールバスタイプの気動車。かつて関東圏では元真岡線の真岡鉄道や元足尾線のわたらせ渓谷鉄道にも導入されていたが、現在は世代交代で現存するのは、いすみ鉄道だけとなっている。小型ゆえ軽快な車両だが、経年により後継車両への置換えが進み稼動数を減らしている。これからの季節、往年の国鉄車両共々レールバス乗車体験はいかがだろうか。 

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2015年3月7日土曜日

「白いかもめ」の行く末。



九州各地へは福岡まで飛行機、博多から鉄道移動が便利と言われている。長崎までの新幹線の役目は何だろうか。
(カメラ CANON EOS-1V HS、フィルム フジクローム RVP)
 整備新幹線の中で計画当初から「?」がつくのは長崎新幹線。現在は振り子制御式の885系特急「かもめ」が博多~長崎を最速2時間強で結んでいるが、長崎本線は単線で曲線も多く大幅なスピードアップは望めないため、長崎新幹線は九州新幹線の新鳥栖駅から分岐してフリーゲージ方式とフル規格路線を、武雄温泉、大村を経由して諫早、長崎に向かうが、採算性には疑問が付いたまま。次世代の長崎行き「かもめ」は前途多難でないことを願いたい。わかっている事は、新幹線開業後の長崎本線は普通列車の走るローカル本線になることだけだ。

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2015年3月6日金曜日

東京駅11番線



11番線は9、10、12、13番線から発着する客車列車の機関車の付け替えに利用された。
 中央停車場としてのあり方が、時代と共に変化していく東京駅。その中で消えた番線もある。現在、地上の東京駅は1から10番線が在来線、14から19番線が東海道新幹線、20から23番線が東北、上越、北陸新幹線に割り当てられているが11、12、13番線が存在してしない。22、23番線は元は12、13番線だったので除いても11番線とはどこにあったのだろうか。答えは、「さくら」号のツーショットで機関車が走っている線。機回し線ともいわれた。客車列車では機関車の付け替えをしなければ逆方向には行けないため、11番線の主な用途は機関車の回送。上野~東京間の回送線が健在だった頃は、東北~東海道の回送列車にも使われた。 東京駅改良計画の中でも11番線は消滅、従来とおりプラットホームも11番線を飛ばして命名することも盛り込まれていたので、名称の復活はないだろう。
東海道と東北両新幹線の乗入れが実現していれば
23番線に改称されなかった元13番線。

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2015年3月5日木曜日

消える九州の103系



唐津城を望む。赤と銀の塗装はJR後。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
 103系電車は、国鉄時代に3447両製造された「昭和の通勤電車」。首都圏、近畿圏を中心に活躍したが現在はJR西日本とJR九州に残るのみとなっている。 なぜ九州?というと背景には1983年唐津線、筑肥線が、福岡市営地下鉄との相互乗り入れのため直流電化されたことによる。交流電化中心の九州国鉄では異端車でもあった直流103系電車も、今年の2月から順次後継車に置き換えられることとなっている。「昭和の通勤電車」は九州からも消えていく。

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2015年3月4日水曜日

上野行き蒸気機関車




12系客車を牽引する試運転中のD51。本運転では「SL銀河」の気動車を牽引した。
(カメラ CANON EOS7D)
 昨年の三月、話題となった都内でのSL運転。 「みちのくSLギャラクシー」という団体列車の尾久~上野駅間だが「上野駅へ到着する蒸気機関車」は昭和40年代前半成田線からの列車以来とのPR効果もあり沿線には多くのギャラリーが訪れた。 撮影場所に選んだのは、舎人ライナー西日暮里駅への連絡通路。 都市部を意識して周囲のビルを入れているが、看板はズームでカットした。 ズームレンズは「撮影場所が限られている場所」で役に立つ。 

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2015年3月3日火曜日

花を生かす光



春を表現する試行錯誤は楽しいもの。(カメラ CANON EOS7D) 
 鉄道と自然を絡めて撮影するときに心がけていることは、一番「きれい」に表現できる光はどれかということ。その答えの一つが「花は半逆光で輝かす」。今回のオイルトレインの構図は、枝が威張りすぎていたので梅を前ボケに使ってやわらげてみた。 春らしさが伝わっているだろうか。 

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2015年3月2日月曜日

博物館動物園 


かつて、京成本線の上野と日暮里の間に上野動物園や科学博物館最寄の駅があったことを覚えておられるだろうか。駅廃止が1997年なので時間は経過しているが、地下駅であることから撤去されることなく、ひっそりと残っている。今回は、在りし日のスナップをまとめてみた。(使用カメラはFUJI ティアラⅡ、フィルムはフジクローム RDPⅡ)
威厳がある外観は、今も残っている。

きっぷうりば。自動券売機はなかった。
ホームは4両対応。

暗い中に浮かび上がるペンギンの壁画。

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2015年3月1日日曜日

三月、菜の花経由で春爛漫へ。



国鉄のディーゼルカーも走る「いすみ鉄道」。
(カメラ CANON EOS7D)
 三月に入ると、梅と共に菜の花も咲き始めてくる。地域によって差はあるが、だんだんと自然界が華やいでくるのは、この時期からの楽しみ。そんな春の一日に訪れたいのは房総。「菜の花ライン」のいすみ鉄道と小湊鉄道で房総横断というのも悪くない。列車本数の関係から、頻繁に「途中下車」は難しいが、そういう中で自分なりの「名所」を探してみるのも一興。「また今度来てみたい」という景色を見つけてみたいものだ。 

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