2015年3月12日木曜日

日本海縦貫線の電気機関車



日本海縦貫線を走破した「日本海」。機関車は大阪~青森までのロングラン。
(カメラ CANON EOS7D)
 3月14日のダイヤ改正で「トワイライトエクスプレス」が廃止される。話題はプレミアチケット争奪戦や「車中二泊」などがマスコミによって報道されているが、このブログでは見方を変えて大阪~青森を牽引しているEF81型電気機関車に注目してみたい。 日本海縦貫線と称される(東海道、湖西)北陸、信越、白新、羽越、奥羽の各線は、電化の経過から直流区間と50ヘルツ60ヘルツの交流区間が存在する。EF81は50、60ヘルツ区間対応の交直流電気機関車として国鉄末期から大阪~青森のロングラン運用がなされてきたが、「日本海」「白鳥」といった日本海沿線を走り抜ける旅客列車が消え、最後の砦だった「トワイライトエクスプレス」が廃止されることで実質、EF81のロングラン運用も終了する。北陸新幹線の陰で在来線が第三セクターに転換されることもあり、50、60ヘルツ区間を走破する列車の登場は期待薄である。  

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