2015年3月10日火曜日

鋼製車両の宿命。




この車両と同じ車体断面を持つ房総の255系電車は大丈夫だろうか。
 この写真は2005年に鎌倉総合車両センターで撮影した先代の成田エクスプレス253系電車。全般検査中であったが、赤と黒の塗装の下には錆びた外板。鋼製車両は錆との戦いでもあるが、これをみて痛々しさを感じたのは私だけではなかったはずだ。これらの車両は、工場できっちりとしたリペアをして営業線区へ戻っていくが、人が乗る車両は安全第一。取り替えられていく老朽車両を「もったいない」というのは簡単だが、ボロボロの車両を走らせてのリスクを考えると車両の見方、あり方も変わっていく。

成田エクスプレスの華やかな活躍の陰には、きっちりとしたメンテ体制が欠かせない。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム コダクロームPKR)
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