伊豆多賀を行く踊り子号。緑のストライプは伊豆の自然を象徴したものだとか。 (カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP) |
1981年「踊り子」号に登場した185系電車は、白い車体に斜めのストライプ塗装と合わせ、東京と下田、修善寺間の特急と間合いに普通電車にも充当されるという私鉄の有料特急のようなコンセプトが国鉄では異色の存在だった。さらに速さを追求することもない近距離特急が運用の中心であったためか、近年まで全車健在であったことも特筆される。誕生以来30年を越え一部の車両は波動用に転用されたが、グリーン車連結の編成は伊豆方面の「特急」に使用中。「国鉄特急」の本州最後の砦になりそうである。
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