11番線は9、10、12、13番線から発着する客車列車の機関車の付け替えに利用された。 |
中央停車場としてのあり方が、時代と共に変化していく東京駅。その中で消えた番線もある。現在、地上の東京駅は1から10番線が在来線、14から19番線が東海道新幹線、20から23番線が東北、上越、北陸新幹線に割り当てられているが11、12、13番線が存在してしない。22、23番線は元は12、13番線だったので除いても11番線とはどこにあったのだろうか。答えは、「さくら」号のツーショットで機関車が走っている線。機回し線ともいわれた。客車列車では機関車の付け替えをしなければ逆方向には行けないため、11番線の主な用途は機関車の回送。上野~東京間の回送線が健在だった頃は、東北~東海道の回送列車にも使われた。 東京駅改良計画の中でも11番線は消滅、従来とおりプラットホームも11番線を飛ばして命名することも盛り込まれていたので、名称の復活はないだろう。
東海道と東北両新幹線の乗入れが実現していれば 23番線に改称されなかった元13番線。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿