今回は平成21(2009)年に廃止となった「富士・はやぶさ」。かつて東京~西鹿児島間を鹿児島本線回り、日豊本線回りで結んだ名列車がペアを組むのは九州ブルトレの最後にふさわしかったが運転区間は熊本、大分に短縮、この行先は昭和38年当時の「みずほ」と同じで後に大分行は独立し「富士」となっている。東京発の九州ブルトレで忘れられない光景は東京駅での「機回し」。回送列車を牽引してきた機関車を転線させ、先頭に付け替える作業が13年前まで「富士・はやぶさ」で見る事ができた。今も残る客車ならではの貴重な「儀式」は上野駅に出入する推進運転。「カシオペア」運行時に見る事ができる。
「ふじ・ぶさ」と親しまれた「富士・はやぶさ」 |
「機回し」中のEF66 |
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