2022年7月28日木曜日

冷房付機関車

平成元(1989)年から新製されたJR貨物 EF66 100番台は、乗務員室にクーラーが装備された機関車として知られている。国鉄時代の電気機関車が隙間風等の問題から気密性が優先されたのに比べ「新世代」は乗務員の作業環境も考慮された仕様となり、これ以降冷房装置は標準になっていった。ちなみに初めて機関車に冷房が装備されたのは操車場入換用ディーゼル機関車DE11 1901号機。低騒音対応試作車として昭和49(1974)年に新製されたが、本線用としてはEF66 100番台まで待つことになる。 
ハイパワー機EF66 100番台も2次車以降が残るのみとなっている。




       
鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。





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2022年7月27日水曜日

過渡期

今回の作品は昭和60(1985)年頃、千代田線乗入れから常磐快速へ転用された103系1000番台の混色編成。当時は塗装変更された先頭車は地上線向けに改造されたが、従来色のままの中間車8両は千代田線運用にも充当できるよう配慮したという噂が伝わっていたが真相はどうだろう。今、その真偽の検証は難しいが、確かな事は常磐快速に転用された103系1000番台はこの後、冷房改造、エメラルドグリーンへ塗装変更され平成16(2004)年まで活躍したということ。同車による地上線での100km/h運転の爆音は語り草になっている。
8両の電動車が唸りを上げた103系1000番台





鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。


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2022年7月26日火曜日

先人に学ぶ。

今回は平成4(1992)年6月、相鉄ギャラリーで開催された講演会「SLの輝く刻に」でのスナップ。主催は相模鉄道,協賛は「鉄道ピクトリアル」、「鉄道ファン」、「とれいん」という豪華版だったのは、同時に開催されていた故西尾克三郎氏の写真展に因んだことによる。本来、講演会内での個人による写真撮影は禁止だが、高名なゲストの2ショットは貴重ということで主催者から1カットだけ撮影許可が出たときの作品。あれから30年、この講演会で得たものは今も鮮明に記憶に残っている。
ゲストは黒岩保美、臼井茂信両氏
臼井氏の講演内容はRF誌379号に掲載されている、

名匠 西尾克三郎氏愛用のカメラ 


       
鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。










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2022年7月24日日曜日

12年前の7月24日



今回の作品は平成22(2010)年7月24、25日、新京成初代800形のさよなら運転が行われたときのもの。新京成の惜別イベントとしては旧形電車「さよならツアー」に次ぐ企画だったこともあり沿線には多くのファンが集まっていた。 あれから12年、鉄道イベントは車両基地での定員制の有料展示撮影会が主になり、さよなら列車の運行は回避される傾向にある。沿線での記録は、平時に撮れる時に撮るという時代になってきたようだ。                        
18m車でも8両となると迫力がある。
          

           
 鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。



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2022年7月22日金曜日

きたふくろう。

森の見えるロビー
先日WEBでの「懇談」の中で北海道弟子屈町の川湯温泉が、新型コロナ以降ホテル、旅館の廃業が相次いでいるということが話題になった。温泉ファンからは草津温泉と同質の良泉として知られている川湯温泉もコロナ不況には敵わなかったというところだろう。更に追い討ちをかけたのは過去二回宿泊したホテルも2年前に休業していたと言う事実。有名温泉地といえども正念場を迎えている。後悔先に立たずだが、川湯温泉行き「SL冬の湿原号」運行の際、川湯温泉に宿をとらなかったことが惜しまれる。
山小屋風の駅舎が特徴
         




鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。


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2022年7月18日月曜日

夏祭り特急

旅先での出会いは良き思い出になるもの。今回の作品は、平成24(2012)年8月に秋田(矢島、湯沢)を訪れた際に秋田駅で遭遇した青森行「特急ねぶた祭り号」。秋田~青森間特急といえば「つがる」号だが、別名としたのは「青森ねぶた祭り」見物客向けということで、この列車を利用すれば青森には22:45まで滞在でき、秋田には1:16に戻ることができた。今年は8月2~6日、E751系電車によって運行されるが青森発が21:30に繰り上がる。新型コロナ再拡大が懸念される中、何事もなく3年ぶりの開催がなされることを願いたい。
「臨時」表示はファンには不人気

モデルさん達






       
鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。








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2022年7月14日木曜日

茹だる夏の日

トップライト下の茹だるような陽射しを感じさせる今回の作品は、キハ20(一般形)+キハ28(急行形)+キハ30(通勤形)の三種混成の普通列車。エンジンを始めとした標準化された国鉄形気動車の汎用さが活かされた例だが、全国規模の「玉突き転属」が珍しくなかった国鉄時代のローカル線ではこのような「寄せ集め」編成はよく見られた光景だった。因みに2020/8/16の本ブログ(https://gazosousakunin.blogspot.com/2020/08/80.html)はこのキハ20での車内スナップ。茹だる夏の日には満員の冷房車より、空いている非冷房車を選択する・・・この頃はそう考えていたものだ。
窓が閉まっているキハ28だけが冷房車。

鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。

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2022年7月13日水曜日

石北特急に転じるキハ283系

13日付のJR北海道のPRによると、今年度を持って「オホーツク」「大雪」に運用されているキハ183系はキハ283系に置き換えられ、ジョイフルトレイン「ノースレインボーエクスプレス」共々引退すると言うことだ。3月末に「おおぞら」から撤退したキハ283系の石北線特急としての復活だが、同車最大の特徴でもある振り子装置を活かした運用が組まれるのだろうか。折しも「北斗」から僚友キハ281系の引退もリリースされているのも気になるところだ。
「オホーツク」は札幌発着、キハ283系は札幌駅に帰ってくるのだろうか?

モノクラスかグリーン席との2クラスかも注目される。










       
鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。




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2022年7月6日水曜日

色分けの意味

今回のテーマはJR貨物電気機関車の運転席開き戸の色。直流機関車「黄土色」、交流機関車は赤2号、交直流機関車も赤13号と区別されている。その背景にはJR貨物が発足後初めて新製した機関車(EF66、ED79、EF81)に採用された共通のJR貨物標準色との関係がある。同じカラーデザインで運転席開き戸の色によって区別するというアイデアは、以後直流機の更新・延命工事後の塗装では活かされたが、交流・交直流機関車では新製機以外は定着しなかった。ところで直流機はなぜ「黄土色」なのだろうか。国鉄色のクリーム1号を濃くしたという説もあるが、さて真相はどうだろうか。
EF66 100番台から始まったJR貨物標準色
       










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2022年7月5日火曜日

Advantage(アドバンテージ)

 国鉄時代、夏の列車旅で有難かったのは冷房の存在。冷房は昭和30~40年代の優等列車のステータスで新幹線開業前の「あさかぜ」「こだま」といった国鉄特急が人気だった背景にも「冷房」が関係している。当時は1等展望車、食堂車以外は非冷房だったという時代、全車「冷房車」はストロングポイントだった。外観上では分散形ユニットクーラーAU12形を収納したキノコ形カバーが特徴で、特急車以外にも電車急行のビュフェ室にも搭載された。そのビュフェには昭和38年に調理設備として「電子レンジ」の設置がなされる等、この当時国鉄のアコモは時代の先端を行っていた。後に在来車への冷房設置はグリーン車、寝台車から改造されていったが普通車へは昭和43年以降。時は「カラーテレビ、クーラー、自家用車」の三種の神器がトレンドになっていた頃。この頃から国鉄のアコモには優位性が失われていく。
客室内は切替ボタンで風量の調整ができたAU12形クーラー


固定窓の採用と冷房には黄害対策もあったビュフェ車 サハシ165










鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。





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2022年7月1日金曜日

埼京線の205系

平成元(1989)年の今日は埼京線・川越線に205系の運行が始まった日。山手、横浜、南武の各線区に続く線区として10両×23編成が新製投入された他、先代の103系と同じく山手線から転入してきた編成も存在した。今回の編成が山手線からの転属車で側扉の小窓が判別のポイント。その205系もJR線上では急速に数を減らしているが、富士急、インドネシアに譲渡されたグループはまだまだ活躍しそうだ。
恵比寿発川越行が原宿を行く



       
鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。



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