2017年11月15日水曜日

たら、れば

 東北新幹線と上越新幹線の開業日が5ヶ月程ずれているのは、上越新幹線 中山トンネル工事での異常出水によりトンネルを迂回させる仕様変更が大きかったのは有名な話だが、もし同時開業がなされていたら運命が変わっていたかもしれない列車が今回の「ひばり」。  仙台行特急は「ひばり」という程、東北線ではお馴染みだったその愛称が新幹線へ転用されなかった理由に列車自体が上越新幹線開業まで残されたことがある。新幹線によって廃止された盛岡特急「やまびこ」がその愛称をすぐに転用できたのとは好対照で、新幹線と共存した5ヶ月がなければ新幹線にも「ひばり」が誕生していたかもしれない。そんな思い出も今日で35年。三昔以上前の話になってしまった。

鉄道博物館に往時の姿をとどめる「ひばり」。
(カメラ RICOH GRデジタルⅡ)



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