2017年11月23日木曜日

異色のEF64 1001号機。

 最近、JR東日本 高崎車両センター所属のイベント用機関車EF64 1001号機の外装が、全般検査の際、国鉄標準色に戻された事が話題になっている。ぶどう色に白線の独特な塗装に変更されたのが1987年(昭和62年)、それ以降暖房装置を活かした団体、イベント列車の牽引のみならずムーミンことEF55形電気機関車の補機としての役割も担ってきた。今回の国鉄色への変更に際しては窓周りに灰色Hゴムを使用、JRマークの省略と合わせ1979年(昭和54年)製造当時を彷彿させる姿になっているという。今回の作品は、民営化直後のイベントでの1001号機。旧型電機カラーだった「ぶどう色」が当時最新の電気機関車にも似合っていたことが印象的だった。
30年纏った正装。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RDP)

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