2017年8月21日月曜日

「白根」が繋ぐ列車。

 JR吾妻線は、沿線にある草津温泉へのアクセスのため古くから優等列車が設定されている。特に1971年には臨時列車ながら同線初の特急「白根」号が、急行「草津」号を補完する形で誕生、新幹線開業後は特急、急行は「新特急」に再編された後、現在の特急「草津」に至っている。
 その「草津」号の変り種だったのが2002年に臨時列車として誕生した全車座席指定制の特急「草津白根」。草津白根山に由来する堂々たる愛称は、自由席主体の「草津」と差別化を図るには十分だった。その後、土耀・休日運転の定期列車を経て2007年に「草津」号に統合されたが、その姿に往年の157系「白根」号と重ね合わせてみたのは私だけではないだろう。今回はそんな両車の姿を並べてみた。
185系「草津白根」。
全車指定とは案内を見るまで気がつかなかった記憶がある。
(カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP)
157系「白根」。晩年の姿。
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