2017年8月16日水曜日

面白い「ズーム流し」。

 「流し撮り」という撮影手法がある。被写体の動きに合わせながらカメラを動かし動きを止める「動きモノ」撮影ではおなじみのテクニックだ。ところが、以前読んだ記事によると映像の世界ではこの撮影法は「追い写し」と言うそうで「流し撮り」は被写体を流れているように撮る手法だそうだ。
 今回の作品は、カメラを動かすのでなくズームレンズで動きを止めている作例。動態予測AFにフォーカスを委ね、列車の動きをファインダー内で捕えながらズームリングを引きつけている。被写体をファインダー内に「引っ掛け」ながらポイントに引き寄せる面白さは「流し撮り」と同じ。こういう練習には作品をすぐに確認できるデジタルカメラは最適で、コツがわかって来ると玄人好みの作品も撮れそうだ。

シャッタースピードはLED表示を止めるため1/160秒にセットしている。
(カメラ CANON EOS7D)
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