2017年8月10日木曜日

「大樹」が挑む路

 今日は東武鉄道で蒸機列車が復活する記念すべき日。「大樹」と命名されたC11207号機はJR北海道からの借入、客車、車掌車、補助機関車はJR四国、西日本、貨物、東日本からの譲渡。更に方向転換用の転車台はJR西日本から譲渡、整備したという大プロジェクトだ。その「大樹」が走る東武鬼怒川線 下今市~鬼怒川温泉間は、距離は12.4キロながらも元々軽便鉄道だったこともあり急曲線、急勾配が存在する厳しい路線。北海道時代、急曲線、急勾配の函館山線を「SLニセコ号」として往来した頃を彷彿させる運行が見られそうだ。縁あって栃木にやって来た「道産子」機関車、大樹の名のとおり力強く大きく育って欲しいもの。その足跡は今日から始まる。

函館山線での207号機。今日から鬼怒川が活躍の舞台となる。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)
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