鉄道車両の記録分野に「形式写真」がある。 車両の「カタログ写真」として細部までわかるように撮影するのだが、簡単なようで奥が深い分野でもある。 特に蒸気機関車では動輪を結ぶ「連結棒」が下りている状態が基本とされている。走行中の蒸気機関車も連結棒が下りた状態でなければならないという俗説もあるが、走行中の蒸気機関車で連結棒の位置を問う事自体がナンセンス。 大元は形式写真を曲解したところから来ているようだ。特に真横からの流し撮りでは偶然に近い。 走行中の機関車では、連結棒は回った状態の方が良いようだ。
斜光を受けるC56 (カメラ CANON T90、フィルム フジクローム RVP) |
「形式写真」風。ロッド位置は良いが、角度をあと少し側面側に向けたかった。 |
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