国鉄特急のヘッドマークのフォントは旧「こだま」以降、国鉄書体と称される特太ゴジックをべースとした文字マークが標準だった。ところが昭和44(1969)年に信越特急「あさま」編成が田町電車区から長野運転所へ移管して以降、今回の丸ゴジックをベースにしたフォントのヘッドマークが登場、国鉄書体マークと併用されていた。181系列(151,161系含む)のヘッドマークには個性なマークがあり「つばめ」では「こだま」と見分けがつくように愛称名上下に灰色の帯を配していた、「とき」では漢字で「朱鷺」が付け加えられており、スキー特急「新雪」では文字と粉雪が組み合わさった秀逸なデザインだった。一見、没個性の様でも際だった個性は存在感を持つもの。あとはそれを活かす環境かどうかだ。
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これが「丸ゴジ」ベースの「あさま」 |
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489系用に残されていた国鉄書体「あさま」マーク。 |
鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。
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