国鉄時代「上・中・下」はB寝台車の三段寝台でみられた表示。二段寝台では「上・下」でA寝台、B寝台とも同じだった。ユニークだったのは583系のモハネ580,582形で寝台が二段、三段の折衷だったこと。具体的にはパンタグラフ取り付け部は屋根の高さの制限から三段寝台上段を組み立てられないため中・下段だけになったという訳。この二段部が583系寝台では穴場で玄人はこの部分を指定して確保したものだ。JRになってからは個室化が進み、○○号室表示に変わっており、営業している寝台車自体が285系「サンライズ」のみとなっている状況では「上・中・下」は保存車両に残るだけになっている。鉄道博物館ナハネフ22、京都鉄道博物館クハネ581は三段、オロネ24・・・は二段か。
|
パンタ下はお得なB寝台。料金はB寝台のまま。 |
|
覗き窓が少ない寝台が二段部 |
にほんブログ村
鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。
【スポンサーリンク】気になる広告がありましたらチェック御願いします。