今回の常磐線特急「みちのく」は昼行特急「はつかり」1M、2Mを補完する列車として昭和47年急行「十和田」を格上げして誕生した。本州北海道連絡は連絡船中心にダイヤが組まれていたため、「みちのく」の列車番号11M、12Mは連絡船11、12便を介して道内では11D、12D「北海」とリンクしていた。昭和50年のデータによると上野駅14:48発の11M「みちのく」は16:00発1M「はつかり」より75分先んじたが、終着青森時点では27分差まで追いつかれているのは東北線内での停車駅の差にある。1Mが速達性から停車駅を絞ったのに対し「みちのく」は東北主要駅に停車していくことで北海道連絡へのバランスをとっていた。両者の関係はジョイントNo.1ではなくエースとNo.2だったと考えるとわかりやすい。
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11M「みちのく」の送り込み回送。遅れを回避するため前日から滞泊中の編成が充当された。
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その上下の「みちのく」が入れ代わりで上野駅に入線したのが13:45~14:48で上野駅が新幹線工事に入る前は20番線でみることができたのも懐かしい思い出だ。
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