2022年10月3日月曜日

103系残り1.8%

今回は日付繋がりで103系にフォーカスしてみると、20年以上にわたって同一車両を造り続けた結果、製造数3447両という大所帯になったことが特筆される。その背景には高度経済成長下での切迫する首都圏の通勤通学ラッシュ対策では「側扉両開き」車投入が急務であったこと、財政状況等厳しい環境下にあった国鉄時代では車両性能は別にしても実状に合致した車両が量産体制の整った103系だったことにある。その一方で線区の特性に合わない配属がなされた例から、車両として評価は低いきらいもあるが総合的にみると貢献度は高い事は理解して頂けるだろう。103系を語る上で欠かすことのできないエピソードは駅間距離の長い線区での100km/hの高速運転、特に常磐快速での爆音上げての15両運転は語り草になっている。103系、最後の牙城はJR西日本と九州、合わせて63両がまだ現役だ。   
常磐線の103系は2006年まで運行された。
                              







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鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。

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