2020年10月31日土曜日

中央停車場 東京駅

  今回の作品は平成24(2012)年、新丸ビルのテラスから撮った東京駅。その後立ち入りが規制されたことで、現在は再撮が難しくなってしまったがここからの眺めは絵になった。中央停車場たる名に恥じないこの光景は「平成の名景」と言えるだろう。
ワイン片手に眺めたい夜景

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2020年10月30日金曜日

さよなら、りす村

真岡りす村ふれあいの里が10月31日で閉園する。新コロナウイルスの影響によるものというが、北真岡の有名撮影ポイントの隣地にあることもあって昼食で立ち寄る機会も多く、バーベキューや手打ちそばに舌鼓をうったことが印象に残っている。飼育されていた動物達の移籍先は県内の動物園が中心になるというが、コロナの影響はどこまで広がるのだろうか。
「SLもおか号」運転の翌年、1995年開園

園内の隠れた名店



どうなる?リッキー君

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2020年10月29日木曜日

「こあら」がくる

山万ユーカリが丘線の名物車両が1000形、三編成が在籍し愛称は「こあら」。それぞれ「こあら」1~3号と命名されており、大河ドラマではないがこの沿線では「こあらがくる」が日常の光景となっている。その「こあら」が似合うのは高層マンションとの絡み。空気が澄んでくるこれからの季節は魅力的だ。 
黄昏時
            


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2020年10月28日水曜日

「あさかぜ」になれなかった「はくつる」

東京~北海道連絡列車から東北エリアを結ぶ特急へと役割の変化に合わせてその姿を変えてきたのが寝台特急「はくつる」。20系客車→583系電車→24系客車という使用車両の歴史はそのまま列車の役割を象徴していた。晩年の24系客車は、殿様「あさかぜ」の末裔「博多  あさかぜ」から転用されたが、国鉄時代寝台車のグレードアップのモデルとなった車両もデュエット、カルテット、シャワー等の自慢の設備は継承されることなく終焉を迎えている。
結果的に「はくつる」は「あさかぜ」にはなれなかった。だがその足跡と記憶は東北路に燦然と輝いている。
赤い電機が金帯客車を牽引する。「あさかぜ」が重なる。
          


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2020年10月27日火曜日

やはりC57には「門デフ」が似合う

聞くところによると11月の「SLばんえつ物語」の牽引機C57180号機は門デフ仕様になるという。デフは「デフレクター(除煙板)」、門は門司鉄道管理局の略で「門司鉄道管理局式デフレクター」という訳だ。その門デフ、C57180号機のオプションパーツとして時折取り替えられるがそれが来月登場する。個人的に門デフ仕様は好きなスタイルで12月のクリスマストレインまで維持される事を期待したい。 
門デフはサイドビューも魅力

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2020年10月26日月曜日

秋は夕暮れ・・・いとおかし。

会津若松駅は、会津盆地の南東部にある会津若松市の代表駅。駅前のホテルから見る夕景は2002年「東北の駅百選」に相応しい存在感。特に遠方に稜線が見えてくる時間帯は趣がある。秋は夕暮れ・・・「枕草子」の一節を思い出した。
「常に撮っておく」その姿勢が大事。
       

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2020年10月25日日曜日

外からの視点。

見るからに地元の住人ではない「お客」がJR会津宮下駅を訪れる。かつて聞いた話で外国人の目には漢字は模様に見えるというが、彼らに「三島町」はどのように映っただろうか。
観光コース?

1日6往復12本の駅

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2020年10月24日土曜日

平成6(1994)年 SLアップル号

今回の作品は元JR牟礼駅を発車する「SLアップル号」。’98年長野五輪を控えた平成6(1994)年「秋の信州キャンペーン」に合わせて運行されたこのイベント列車は運転区間が長野~黒姫間と短距離だったこともあって2往復運転、ただし蒸機牽引は黒姫側のみというちょっと悩ましい運行だった。ほぼ通年、蒸機列車が運行される首都圏とは異なり、長野以北での運行はウン十年ぶり運転だったことが赴く動機となったが、この頃から「ガイドに頼らず」沿線の特徴を探す事を心掛けるようになった。ここでは1900年製の矍鑠とした跨線橋をさりげなく取り込んでみた。
D51の力行シーンは絵になる。

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2020年10月23日金曜日

手にしっくりきたEOS7D。

今回のEOS7Dはデジタルでのメインカメラ。当時「IMAGE MONSTER」のコピーは大袈裟だなと思ったが、いざ手にするとそのコピーがだてではない事に気づかされることになる。ファーストインプレッションは「手に馴染んだ」こと。友人のカメラマンからは「カメラが呼んでいる」と冷やかされたが購入のきっかけとなったのは間違いない。性能面ではファームウエアの進化で大変身したカメラで、連続撮影数などはフラッグシップ機レベルになった。反面、レリーズタイムラグはいまひとつでクセに悩まされることになった。じゃじゃ馬は馴らすのが面白い。
柔らかい曲線美も7Dの魅力
           
 
タイムラグはサイドからの構図で顕著になる。


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2020年10月22日木曜日

何かに似ている・・・さて?

覆面レスラー?、某組織の戦闘員?? これがデビューした直後の第一印象。何とも言い難い「顔」も慣れてしまえば「それなりに」見えてしまう。 昭和48年製のカヤ24と49年製カニ24。令和の目では何に例えられるだろうか。
青森から西鹿児島まで運用されたカヤ24

マイクロスカート付きのカ二24は4両が「
北斗星」仕様に改造されている。


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2020年10月21日水曜日

3年間の晴れ舞台

EF62にとって荷物列車の廃止と共に華やかな3年は終わった。
東海道・山陽線の荷物専用列車を牽引するEF62。信越線向けの機関車が民営化前の昭和59年にEF58に変わり汐留~下関間の運用に就いたのは、まとまった数の余剰車の発生と荷物列車では乗務員用として不可欠な暖房装置が装備されていたことによるもの。定格速度39km/hの機関車にとっては厳しい運用だったが荷物列車が廃止される昭和61年まで二大幹線に足跡を残している。その主役たる荷物車はマニ50形が一両残るのみ。形式記号「二」も風前の灯だ。
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2020年10月20日火曜日

ペリクルミラーの瞬き 

「巷に流行るAF一眼レフなるものを使ってみようか・・・」が切っ掛けで平成6(1994)年に購入したAFカメラがEOS RT。「RT」はReal Timeの略で半透明「ペリクルミラー」の採用で「消えないファインダー像」、更にレリーズ時にミラーを駆動させないことで実現した「0.008秒のタイムラグ」等、個性的なカメラだった。ペリクルミラーの瞬きはシャッターチャンスという幻影からも解放してくれた。今も、このRTは通電状態でスタンバイしている。  
生産台数限定25000台とも言われたRT、玄人向けカメラだった。

シャッターを切る瞬間が「見えている」メリットは計り知れなかった。


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2020年10月19日月曜日

汽車だ!

 いつもの散歩ルートに見慣れない列車が来た。幼子の目に昭和13年製の客車はどのように映っただろうか。いつまでも覚えていて欲しい。ぽっかり浮かぶ煙と共に。
秋の磐越東線




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2020年10月18日日曜日

「お立ち台」からの眺め

今回の作品はJR北上線の名所のひとつ「ほっとゆだ~ゆだ錦秋湖」間にある高台からの眺め。有名な「お立ち台」なのでイベント系列車の撮影では多くのファンが集まるこのポイントへ行ったのは、この時が最初で最後だった。ポイントには何度も撮り込みたくなる場所とそうでない場所があるがここでは後者。誰が撮っても同じになるポイントは決まりがワンショットあれば良い。「ポイント探し」はNG項目さえ遵守すれば楽しいプロセス。その楽しみを「ガイド」に任せるのはもったいないと思うのは私だけだろうか。 
        
           現状の中で最良の選択をする。それは撮影に限った事ではない。
           
          
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2020年10月17日土曜日

減車される「北斗」

 JR北海道の14日付リリースによると新型コロナウイルスの影響下における来春のダイヤ「見直し」では幹線の特急列車にも手がうたれるという。廃止、臨時格下げの他、「北斗」「おおぞら」では編成の減車、更には駅の廃止なども検討される。経営合理化とはいえ深刻さが伝わってくる「見直し」内容。他のJR旅客会社の動向も気になるところだ。

来春は5両に減車される「北斗」

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2020年10月16日金曜日

最後の日

 今回の作品のテーマは機関士。取材のライトに浮かぶその表情には無事に運行を終えた安堵感がうかがえた。平成7(1995)年11月3日、C62ニセコ号最終運転日のスナップ。
        池野さん(左)と山口さん。良い表情だった。

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2020年10月15日木曜日

ドリームトレイン

「鉄道の日」のイベントが中止となった中、新京成に「楽しい」電車が9月16日から運行されている。「新京成ドリームトレイン」という小学生以下の子供が画いた「自分の夢、将来の夢」で装飾されたスペシャルトレイン。この力作揃いの「夢」の列車、12月まで運行されるそうだ。今回はそのスナップをまとめてみた。





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2020年10月14日水曜日

禁煙

 今年を振り返るには少し早いが、令和2年を象徴する漢字は「耐」が相応しいように思う。インフルエンザ、新型コロナ下での「自粛」期間は季節感を得ることなく10月まで来てしまった。特に蒸機列車とは昨年1月の真岡鉄道以降、気動車とは昨年10月以降、疎遠状態が続いている有様。この「耐」の状態、いつまで続くのだろうか。「GO TO何とか」で浮かれている人を横目に足が動かないのも不思議。ブレーキとアクセルを同時に踏んでいる感は否めない。
復活蒸機の撮影は昭和63年から続いているが・・・。
       

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2020年10月13日火曜日

1999年「銀河ドリーム」。

 平成11(1999)年のJR釜石線「銀河ドリ-ム」号は、SL奥利根号10周年を記念した赤ナンバー&ランボードに白線が入った特別仕様のD51で運行された。当時は東北秋のイベントとして北上線共々蒸機列車運行が恒例となっていた釜石線。現在はD51に代わりC58「SL銀河」が「夢」を繋いでいる。
実りの秋をSL+12系が行く。


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2020年10月12日月曜日

おいおい!

思いがけない機関車が来た。だが好事魔多し、この後訪れた役所では・・・まあ、こんなこともあるさ。
わかるかな?国鉄メイクのEF66 27号機

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2020年10月11日日曜日

異端

   上野東京ライン開業後、様変わりしてしまった上野駅地平番線。「比肩随踵」に相応しかった「上野特急」時代は遥か彼方。関東近郊の近中距離列車が往来する中、8:00発仙台行「ひたち3号」が全盛期の東北特急を偲ばせてくれる。役目が変わった「北の玄関」上野駅で「仙台」行の存在は異端なのだろうか。   
       
8番線列車は始発駅が品川、上野は停車駅
          
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2020年10月10日土曜日

今は昔

 函館山線にC62ニセコ号が健在のころ秋の運行は10月14日(鉄道の日)近くに設定されることが多かった。ちょうど紅葉の時期と重なる頃だったこともあって幾度か渡道している。今回の作品では有名ポイント「218キロポスト」で色ついている樹をアクセントに構図をまとめている。この時のエピソードは現地で知り合ったベテランカメラマンのM氏からジッツォ三脚のレクチャーを受けたことで、そのアドバイスで購入した雲台と三脚は今も現役。思い出が残る作品だ。

このポイントへは徒歩で移動、当時は楽勝だったが2007年再訪した際はヘロヘロだった記憶がある。

                         



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2020年10月9日金曜日

DF200のスカート

「レッドベア」ことJR貨物のDF200形ディーゼル機関車の赤とグレーのスカート。駆動用機関がドイツMTU社製の0番台は赤、コマツ製の50、100、200番台はグレーと別けられている。スカートの色分けだけでもイメージは変わるもの。並べてみると「レッドベア」の愛称は赤スカート車に似合いそうだ。
DD51重連を置き換えた「レッドベア」



   


2020年10月8日木曜日

そっと。

           そっと見守る。そっと見送る。競わない幸せ。          
共に歩む。
         

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2020年10月7日水曜日

離合

             長い15両、短い10両。離合する二つのスタンダード。
E231系15両は103系譲り、E657系10両は485系譲り。
      

2020年10月6日火曜日

5つの路線が共存する南千住

日比谷線を中心に左は常磐線、右は隅田川貨物駅
南千住駅界隈にはJR常磐線、メトロ日比谷線、つくばエクスプレス、JR貨物の駅が共存し、更に三ノ輪橋には都電荒川線が行き来しているのでこれを加えると5路線が集まっているユニークな町。タワーマンションが目立つ再開発エリアは、近年ファミリー層に人気のあるスポットだとか。今回はそんな変貌著しい風景をスナップしてみた。
         
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2020年10月5日月曜日

「スーパー」の末裔

JR西日本に残る「スーパー」特急は「おき(新山口~米子・鳥取」「いなば(岡山~鳥取)」「まつかぜ(鳥取~米子・益田)」の3列車。これらに使用されているキハ187系気動車は、見てくれは今ひとつだがメカ的には平成13(2001)年当時のトレンドが盛り込まれた優れもの。制御付き自然振子方式台車、大出力エンジンによって最高速度120km/hを誇り、列車情報制御装置等は同社223系電車と共用化が図られ「電車の要素を加味した気動車」だった。とはいえ前面の切妻形状は空力、安全の両面で不利な面は否めず、平成22(2010)年に誕生した「はまかぜ」用キハ189系の前面デザインは先代のキハ181系を踏襲したものとなっている。「特急車」たるもの、ある程度の「みてくれ」も必要なのだ。
平成14(2002)年のローレル賞授賞車両でもあるキハ187系。

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2020年10月4日日曜日

「ときわ」来た!  

こういうロケーションでは人と列車どちらが先に来るのか。タイミングを合わせるのが難しい。         
上野東京ラインの華、「ひたち」「ときわ」
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2020年10月3日土曜日

長野行き「カシオペア」

今日は長野行「カシオペア紀行」の運行日。ルートは上野から常磐線、武蔵野線経由で中央東線を下って長野を目指す独特のもの。偶然にも2年おきに撮影しているが、贔屓目ではなく今年は「分をわきまえた」ファンが増えたように思えるのは、ヘッドマークのない「カシオペア」編成をどう表現するかを学習した結果と理解したい。振り返れば今回が今年初の「カシオペア」撮影。コロナ騒動で春、夏に動きが取れなかったモヤモヤ感を払拭するかのようなひとときだった。
茶色のEF64が牽引する長野行き「カシオペア」
             

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2020年10月2日金曜日

いつでも、いつまでも

 日本で唯一有火のC12形が運行される真岡鉄道。僚機C11325号機の転出により「SLもおか号」の牽引は平成6年より運行されている「いつでもC12」に戻った。コアなファンがいるC12だけに「いつでも」は嬉しい限り。50系客車共々、いつまでもペアを組んで欲しいと願うばかりだ。
中秋の名月に因んで「ススキ」越しに。
          

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2020年10月1日木曜日

力を合わせて      

碓氷峠をEF63にサポートされた列車が往来したのは平成9年9月30日まで。今も牽引、推進そして協調運転という形で峠越えしていた姿に魅かれるのは「力を合わせて」が大きかったように思う。客車、貨車、旧形国電、気動車から新性能電車までをブロアー音響かせてサポートする姿は忘れ難い。横川ー軽井沢、魅力溢れる一駅間だった。
              
489系と協調運転中の「ロクサン」
         


                                          
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