今回のタイトルは川端康成の「伊豆の踊り子」の話ではなく、185系電車の特急「踊り子」のこと。特急「踊り子」号は昭和56年10月に特急「あまぎ」、急行「伊豆」を再編して誕生したが、それまで185系を暫定使用した優等列車が急行「伊豆」だった。このデラックスな急行は好評を持って迎えられたが、特急に格上げされてからは評価は一転、通勤通学輸送と「特急」仕業を両立させる転換クロスシートが「特急らしくない」と標的になったのは皮肉だった。とはいえリニューアル改造を経て37年余り伊豆特急として足跡を残してきたことは特筆すべきもの。末長い活躍を願いたいものだ。
「伊豆」運用の初日の作品。 |
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