2019年7月11日木曜日

色の記憶

 昭和42年、北海道初の国鉄電車として誕生した711系。オリジナルの塗装は赤一色で先頭車の下部のみ「クリーム」色。この二色は特別の色ではなく、赤は交流機関車全般、そして485系を代表とする国鉄特急色の窓周りの色、クリームは同じく特急色の地色とコンサバティブなカラーを組み合わせたもの。国鉄では「御馴染み」の色だったのだ。その後昭和60年からの新塗装では赤は明るめになったが、この色も既に郵便車の郵便マークに使用されていた。「どこかで見たことがある。」が切っ掛けになる記憶の棚卸し。これも趣味の醍醐味。
2015年に引退した711系、晩年に旧塗装へ復元されたのは2編成。

新旧塗装、睨みあい。
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