巷では「大垣夜行」をルーツに持つ「ムーンライトながら」が3月のダイヤ改正で設定されないことが話題になっている。「大垣夜行」の思い出として話題となるテーマのひとつが「ボックスシート」。決して快適ではないシートで一晩を過ごした経験は、世代を超えて話ができる話題になる。そのボックスシートも近郊形と急行形では一見同じに見えるようでも差があった。その差は肘掛けで急行形のシートでは窓側にも肘掛けが設けられていた分だけ着座スペースを広く使うことができた。その急行形のボックスシートも3月以降現役で残るのは、JR東日本の波動用12系、旧形客車、いすみ鉄道のキハ28になる。今や「夜行」「急行」が伝説となる時代。これも時の流れなのだろう。
鉄道博物館の455系に残る急行形のボックスシート |
窓側には肘掛けがない115系のボックスシート。 |
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