2021年1月6日水曜日

越後湯沢

大カーブには長編成が絵になる。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の一節が実感できるのが上越線 越後湯沢。特急街道として鳴らした上越線も上越・北陸の両新幹線に主役の座を譲って久しいが、今回の作品は大宮暫定開業から上野乗り入れまでの間上野~青森間を上越線経由で結んでいた特急「鳥海」。食堂車込みの12連は青森をベースに日本海縦貫線特急「白鳥」と共通運用を組んでいたときのもので東北特急標準編成最後の活躍の場でもあった。当時はスキー旅行での1日は撮影にあてており、都合の良い事に上下の「鳥海」が行き交う場所が越後湯沢付近だった。この日は越後中里駅までロケハンしたが「雪国」の厳しさの一端を垣間見たのは良い経験だった。予報によると明日は寒波による降雪が見込まれるという。「白銀が招く」世界はこれからだ。
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