国鉄キハ65は、急行形キハ58系のウイークポイントを解消することを目的として昭和44年に誕生した。その特徴は機関系ディーゼルエンジンの定格出力を従来の180馬力から500馬力へ増大、更に自車を含む3両へ冷房電源供給可能な発電機を備えていたこと。これによって山岳路線の急行列車に連結していた冷房電源付1エンジン車キハ28を置き換えることで速度、冷房化向上に大きく貢献している。車体構造は同時期に設計製造された12系客車のコンセプトが盛り込まれ編成の中でも一際目立つ存在でもあった。急行運用から離れた国鉄末期から民営化後にかけては大規模改造をうけジョイフルトレインに活路を見出したグループもあり、現在もJR九州「ゆふいんの森」キハ71形先頭車の台車にその痕跡をみることができる。
トイレ、洗面所無し、折戸、ユニット窓が特徴のキハ65 |
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