秋田新幹線 盛岡~秋田間はJR田沢湖線が正式名称。改軌後「こまち」となった田沢湖線特急の前身が「たざわ」で1982年東北新幹線盛岡開業時に秋田へのアクセスを担った新幹線接続特急として誕生した。今回のクモハ485形は1986年に編成短縮とフルムーン需要でグリーン席を備えたクロハ481形と合わせ在来車から改造した車両。これによって「たざわ」は短編成化が進み、通常期は5両、閑散期は3両と柔軟な編成に変わっていった。
大きな転機があったのは秋田新幹線開業後の1997年、千葉地区ジョイフルトレイン「ニューなのはな」への改造種車として余剰となった「たざわ」用クモハ485形の2両が転用されたこと。改造後「ニューなのはな」が2016年に引退するまで房総に足跡を残したのは記憶に新しいが、その転用された車両の一両が今回の作品のクモハ485 1001。同車のBefore&Afterをアップしてみた。
国鉄時代に改造されたクモハ4851000番台は非常用の電源、充電装置を備えていた。 |
「ニューなのはな」の5号車が元1001号車(再掲) |
0 件のコメント:
コメントを投稿