国鉄105系電車は電動車1両と付随車1両で運行することを目的したシステムで昭和56年に登場した「1M」車両。大別すると3扉車と4扉車があり、前者は新造車だが後者は103系からの改造車、特に地下鉄千代田線乗り入れ用1000番台を中心に改造されている。今回の作品は奈良・和歌山線向けとして昭和59年に改造された4扉編成。運転台は取り付けられたがサイドビューは昭和45年製の103系1000番台そのものなのが良くわかる。その4扉車も今年度期首で2編成がJR西日本に在籍中。更新改造を経ているとはいえ半世紀近く運用されていることは驚嘆に値する。
非冷房時代の105系、冷房化が進んだのは民営化後。 |
千代田線乗り入れ時代の103系1000番台。 一部とはいえ令和まで使用されるとは想像できなかった。 |
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