平成2年(1990)にJR北海道「クリスタルエクスプレス」の増結用として製造されたキサロハ182-5101は気動車初のダブルデッカー。同車は形式名「サ」が示すとおり走行用機関が艤装されていないトレーラーだが、特筆されるのは台車が民営化時点でJR北海道へ継承されたサハネ581形のTR69D形台車を改造の上転用されていること。別の言い方をするとサハネ581形から再利用されたのは台車だけだった。そのクリスタルエクスプレスも昨年9月に引退。一風変わった「電車みたいな気動車」も見納めとなった。
スノウプラウ付に改造されたTR69D形台車 |
サハネ581外観。7両が北海道に渡った。 |
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