今回の作品は昭和38年153系山陽準急の増結用として14ユニット製造されたモハ164-500番台。在来のモハ164形との相違点は、後部に分割併合用の回送運転台を設置したためトイレ&洗面所と後部デッキが入替わっていること。現在のJR東日本E257系付属編成とも重なるところもあるがE257系は本線運転も可能な簡易運転台に対し、国鉄時代の回送運転台は構内運転に限られる必要最小限の装備だった。かつては急行グリーン車、特急食堂車に設置されていた回送運転台。今でもリニア鉄道館内展示のサロ165形で見ることができる。
非冷房時代のモハ164-500番台。 |
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