2019年4月25日木曜日

オレンジバーミリオン

JR東日本 中央線のラインカラーはオレンジバーミリオン。一般的には「赤色の電車」といわれているが今月のRF誌の記事によるとバーミリオン(vermillion)の和訳に朱塗りの神社本殿、鳥居などの原料、辰砂(しんしゃ)があり、日本人にとって「何処かで見た記憶のある色」だったようだ。昭和32年この色を纏った国鉄101系電車が登場した際、沿線のOLから「きんぎょ」というニックネームがつけられたのは有名な話。「きんぎょ」とは言いえて妙な愛称だが、褪色対策等がなされ現在の色に安定したのは数年後のことだいう。
 そのオレンジバーミリオンが中央線130周年キャンペーンで現行のE233系1編成に全面ラッピングで再現されている。前身の201系電車をモチーフにしているというがそのルーツは101、103系へ繫がっている。今回は歴代の「オレンジバーミリオン三兄弟」をアップしてみた。
平成最後までオレンジバーミリオン塗装を堅持したのはJR西日本201系。
発祥線区の中央快速線からは平成22年に撤退した。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RDP)

初代 101系
二代目 103系

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