2018年4月12日木曜日

5扉車のパイオニア

 1970年(昭和45年)から1980年にかけて製造された京阪5000系はとてもユニークな車両。日本初の5扉以上の多扉車であることと合わせ、座席昇降装置により3扉車としても運用可能である事は京阪ファンならずとも広く知れ渡っていた。後年、関東圏のJRや民鉄でも多扉車が導入されたが、編成全てが多扉車というのは5000系が唯一の存在でアルミ車体の採用、製造時から冷房設置等当時としては一歩先を行く仕様だった。京阪通勤用電車の顔ともいえる古豪5000系だが、ホームドアの設置推進によって転機が訪れるとも言われている。この車両の記録も早めにしておいた方が良さそうだ。
         
旧塗装時代の5000系、ドアだらけの側面がユニーク。(カメラ CANON EOS7D)

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